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懐かしの原付きバイク大辞典 (Nostalgic moped bike dictionary)

より多くの人に原付バイクの楽しさを知ってもらいたい

1. 記念の第1回はスズキアドレス110

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私が15歳のとき(昭和50年、1970年)『16歳になったらバイクの免許を取って乗るんだ!』と心に決めて原付き(当然1種)免許を取るために参考書を買い、10月の誕生日をまだかまだかと心待ちにしながら、ようやく取った原付免許。もう嬉しくて嬉しくて・・。買うバイクは「TL50」と決まっていた。(その頃からカタログを調べるのが大好きな坊やでした)

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honda.co.jp

まだまだ、バイクの「バの字」もわからなくて、とにかく「スタイルがかっこいい」と思い、これを買うために、新聞配達のバイトをはじめました。

 

新聞配達なんて「なんでもすぐに投げ出してしまうお前にできるわけがない」と両親には冷ややかな目で見られていましたが、これが始めたら「面白くて!楽しくて!」夏の暑さも、冬の寒さも何のその!

 

そりゃそうです。大好きなバイク(バイト先の新聞販売店のバイクはスズキバーディー50でした)

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bikebros.co.jp

で早朝あまり人気もない町中を全開!全開!また全開!とぶっ飛ばし!それでお金がもらえるなんて・・・こんな素晴らしいバイトはない!と思っていました。

 

念願の「TL50」は免許が来る前に届いてしまい、すでに「無免許」で友人の「スズキミニクロ50」

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 bikebros.co.jp

 を乗り回していたところパトカーに追いかけられ捕まり、こってりお叱りを受けていましたので、父親は免許が来るまでは「乗ってはイカン」(当然ですが)ということで、「TL50」は我が家の庭から板の間の居間(14畳有りました)に拉致され私は免許が来るまで居間に鎮座してるピカピカの新車の「TL50」を眺めて幸せを実感していました。

 

さてこのへんで昔話はさておき「アドレス110」に話を戻します。(またコツコツといろんなバイクの話を織り交ぜていきます)